経営管理ビザの更新不許可は、主に「事業の継続性がない(赤字・売上ゼロ)」「経営実態が不明確」「税金・社会保険の滞納」「2025年改正の新基準不適合」が理由です。対策として、理由を入管で聴取し、改善計画を提示して再申請を行うか、特定活動ビザへの変更を検討します。
経営管理ビザ更新が不許可になる主な理由
1.事業の継続性が認められない(赤字・債務超過)
・直近期の決算で深刻な赤字や、債務超過(資本金の約2倍以上の欠損)がある。
・売上が極端に低い(目安として年間300万円未満)。
2.経営実態が不明確またはない
・オフィスが実態を伴っていない、または自宅と混同している。
・業務をすべて外部に丸投げし、本人に経営活動の実態がない。
・正当な理由なき長期出国。
3.公的義務の履行不全
・税金(法人税、住民税、所得税)や社会保険料の未納・滞納。
4.2025年改正の新基準不適合(準備不足)
・資本金3000万円以上、常勤職員1名以上などの新基準に対応できる見込みがない。
5.申請書類に矛盾あり
・事業計画書と実際の決算数値が大きく矛盾している。
不許可になった場合の対策法
1.不許可理由の確認
・出入国在留管理庁へ必ず出向き、審査官から正確な不許可理由を聞き出す。
2.原因の改善と「再申請」
・不許可原因を分析し、申請書類(契約書、帳簿、改善後の事業計画書など)を再構成して再申請を行う。
3.在留資格「特定活動」に変更
・更新申請が不許可になった場合、出国準備期間として「特定活動」へ変更できる場合があります。その間に事業を整理するか、再申請の準備を行います。
2025年10月の法改正により、経営管理ビザの更新は「厳しい」から「より厳しい」状況に移行しています。独力での再申請は難易度が高いため、行政書士などの専門家に相談することを強く推奨します。